シスター・エリスの物語3 · 25日 3月 2023年
 「最後に、私たちシスターの仕事を紹介して、物語を終えたいと思います。」と、シスター・エリスは話すと、優しく温かいまなざしで私を見ました。  「物語は、これで終わりなのですか?」と私が聞くと、シスターは次のように答えました。  「みなさんに伝える物語は、これで終わります。」と……。...
シスター・エリスの物語3 · 14日 2月 2023年
神の愛とは、一体どのようなものでしょうか?  みなさんには、それぞれ自分に内在する神によって、答えが与えられるかもしれません。  これから述べるのは、私が私に与えた答えです。  神は、絶対的な力を決して独り占めせずに、その力を全ての魂と分かち合われました。...
シスター・エリスの物語3 · 27日 11月 2022年
 はじめに、他の物語などでは、無限、あるいは、霊そのものが創造主であるとされ、無という概念は存在しないとされています。 みなさんへのお願いとして、ここで書かれている物語は、いろいろある物語の中の「一つの物語」として読んで下さい。
シスター・エリスの物語3 · 17日 10月 2022年
 「セシール、あれから僕は不思議な夢を見たんだよ。」と、マシューは話しました。  「それは、ローズおばさんと一緒に話しあった後のこと?」と、セシールは聞きました。  「そうだよ。」と、マシューは答えて、  「先代の牧師様……。そう、ユリウス様が夢に出てきて、いろいろと教えてくれたんだ。」と話しました。...
シスター・エリスの物語3 · 13日 10月 2022年
 今回の物語は、先代の牧師であるユリウスが、まだ牧師になる前のパスターに語ったことを紹介します。  「ノイよ、この辺境の地の牧師たちは、書物などに書かれた言葉を読む時に、日頃から観念というフィルターを超えた領域の先にある、真の言葉の意味やエネルギーを理解するための努力をしているのだ。」と、先代の牧師ユリウスは話しました。...
シスター・エリスの物語3 · 24日 9月 2022年
 ここ辺境の地の教会では、異国の聖母とパスターとの会話が続いていました。  「牧師様、もしも全ての人に神が宿っていると思えるならば、あなたが神を愛することは、全ての人を愛していることになりませんか?」  「それに、『あなたの神である主を愛しなさい。』と、聖書にもありましたね。」と、聖母は語りました。...
シスター・エリスの物語3 · 22日 9月 2022年
 ある日、辺境の地の教会に、一人の女性が訪れました。  その異国の女性は、褐色の肌と長い黒髪、時折見せる少女のような顔立ちから、何とも言えない不思議な魅力を放っていました。  「何をそんなに驚いているのですか?」  「牧師様、私はあなたの奥様ではありませんよ……。」と、その異国の女性が、微笑みながら話しかけてきました。...
シスター・エリスの物語2 · 19日 9月 2022年
 ヨハネの福音書 1章31-34節  「最初、私もこの方がキリストであることがわかりませんでした。しかし、私がここで水のバプテスマを授けているのは、まさにこの方を、イスラエルの人々に紹介するためだったのです。」ヨハネはさらに続けました。...
シスター・エリスの物語2 · 11日 9月 2022年
 「シスター・エリス、こんにちは。」  「あれから時々、セイエンさんのもとで座禅をして、お手伝いをするようになりました。」と、セシールは話しました。  「それは良いことだわ。」と、エリスは言いました。  「それと、今日はシスターの話が聞けるというので、とても楽しみにしていました。」と、セシールが言うと、...
シスター・エリスの物語2 · 10日 9月 2022年
 「セイエンさん、今日はよろしくお願いいたします。」と、セシールが言いました。  「今日は、お手柔らかに頼むよ。」と、マシューが言うと、  「マシュー、それを決めるのは自分自身だぞ……。」と、セイエンは言って、...

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