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成長のための葛藤

 私が読書会を通じて、シルバーバーチの霊訓を学ぶようになってから4年以上の月日が経ちました。振り返ると、私が人生のドン底だと感じていた30代前半から40代半ばまでの十数年間よりも、シルバーバーチ読書会で学ぶようになった4年間の方が数倍も長い期間に感じられて、しかも充実していることに気づきました。

 それは『霊的に成長したい』と願う、葛藤の日々でもありました。今回は、けっこう情けない話となりますが、どなたかの参考になればと思い、そのことについて触れていきたいと思います。

 禁煙から始まった

 私がシルバーバーチ読書会に参加する少し前となる、今から5年前のことです。誰かに言われたわけではないのですが、20年間ほど吸っていたタバコを止めました。私はかなりのヘビースモーカーだったので、止める前は、一日にタバコを2箱も吸うようになっていました。しかも、ゲホゲホしながら「自分にはタバコが合わない」と、思いながらも20年間も続けてきたのです。

 持病でもある喘息が良くなった途端に、私はタバコを吸うようになったのですから、今考えると自分でも馬鹿だな~と思ってしまいます。さらに、自分がタバコを吸って出してきた煙や吸い殻の事などで、どれだけの人たちに迷惑をかけてしまったのかを考えると、心が痛みます。

 タバコを吸っていた時には、人に迷惑をかけていることに気づかなかったのですが、いざ自分が止めてしまうと、タバコの煙がとても迷惑で嫌なものに感じますね。禁煙するまでわかりませんでした。申し訳ありません。

 もしも、これからタバコを止めようと思っている方のために、禁煙のコツとして私が言えることは、禁煙を始めてしばらくすると、離脱症状のためにとても吸いたくなる時が出てくると思われます。

 その時の「吸いたくなる」という感覚は、実際にタバコを吸いたいのではなく、タバコを吸ってきたために「気持ち悪いのだ」という感覚に置き換えてみてください。この状態は、『タバコのせいで気持ち悪いのだ。これは気持ち悪いという感覚だ。』と、自分に言い聞かせると良いと思っています。

 それはそうと、はじめからタバコを吸わなければ良かったと思うのですが、はじめは軽い気持ちで吸っていたのが、気づいたら、いつの間にか止められなくなっていました。子供の頃、喘息で苦しんでいた時には、『絶対にタバコを吸わない大人になる』と決心していたのに、自分でもどうしたんだろう?って、未だに思っています。

 肉欲(性欲)をどうにかしろと……

 4年くらい前、読書会に参加するようになって間もなくのことですが、読書会を通して、霊的成長のことについて、いろいろとアドバイスを受けていました。霊界の方からのアドバイスも含めると、およそ次のような内容となります。「読書会でシルバーバーチを学ぶ者として、さらに、心霊治療家を目指す者として、あなた(WAKA)は、障害がたくさんありすぎる。まず、自分を節制していこうとする気持ちがない。最初に、肉欲をどうにかしなければならない。」ということでした。

 その肉欲については、過去のブログから4でも触れられているのですが、それ以外にも、私はスナックバーなどに行って女性と話しながらお酒を飲むのが好きでしたし、女性とカラオケで歌うのも好きでした。お金もどれだけ散財したのかわかりませんが、ともかく、シルバーバーチの教えからは、とても相応しくない存在であることは確かだったようです。

 シルバーバーチ読書会に参加してアドバイスを受けるようになってからも、回数は減ったものの、相変わらずスナックなどに行っていました。結局、そのことが後でバレて注意されました。その度にその場で反省をしました。が、実際には、反省しているように見えてるだけだったのだと思います。何故なら、反省と同時に、「何回目に行ったらバレたのか?」をいろいろと分析して考えていましたし……。ですから、「そういうことを三回繰り返した私とは、一体なんなんだろうか?」と今は思っています。

 さすがに今はお酒を飲まないこともあって、スナックなどに行くことはないのですが、肝心な肉欲の方は、だいぶ薄れてきてはいるのですが、無くなりはしないですね。私がどのような肉欲を持っていたのかは、ここではとても語ることは出来ない酷いものですが、振り返ってみると、「誰でもいいから……。」というような欲望だけは、あまりなかったと思います。

 禁酒が必要です

 私は人から「禁酒した方が良い」と、すでに20代の頃に言われたことがあります。それは、私が「霊を見たことがある」と、職場のある先輩に言ったことがきっかけでした。その当時の私は、職場の一部の先輩たちと上手くいっていませんでした。さらに、私が生意気だったせいもあり、酒の席では、その先輩たちに向って、思いっ切り暴言と悪口を浴びせてしまいました。そのため、「お前は、誰に向って言っているんだ!」と、さらに悪化していったわけです。

 まぁ、そういう状況でしたので、それを見かねた他の先輩たちによって、アルコール抜きでの話し合いの場が何度かつくられました。その話し合いの場は、(私一人に、数人の先輩たちという形でしたが)数度繰り返されて終わりました。それよりも問題だったのが、仲裁をしようとした他の先輩たちというのがバリバリの唯物論者で、普段から「宗教はアヘンだ」と言えるような人たちだったこともあり、むしろ私は、その先輩たちの方がとても嫌でした。「宗教はアヘンだ」と言う理由が、「苦痛を鎮めるためには効果があるかもしれないが、そのためにかえって病そのものが放置されてしまう。」というような理由で言うのならともかく、「目に見えない神仏を信仰する人は、弱くて愚かな人であり、幽霊を見たことがある人は、精神に異常がある人である。」と言うものだったからです。(当時は、何故かバリバリの唯物論者の人たちに囲まれながら仕事をしていました。)

 それで先輩たちから、いろいろな話がされるうちにとうとう我慢できずに、「私は霊を見たことがあるし、霊の声を聞いたことがある」という話になったわけです。

 それから数日たって、「WAKAは、アルコールのせいで、幻視、幻聴が出始めている。アルコール依存症だ。誰もWAKAとは付き合うな!」という話が職場でささやかれるようになりました。もちろん、私が人より大酒のみだったということが背景としてあるのですが……。

 今は気にならなくなりましたが、その時の私は、やっぱり人間関係のことも含めて、いろいろと可哀そうでしたね。ただ、酒の場でトラブルを起こしてしまった私は、やはり反省しなければならないし、その後はアルコールを飲むべきではなかったと、今では思っております。アルコールに関わる話は、ブログの痛い思いと自覚の無さにも書かれているので、興味がある方は読んで見てください。

 人を見た目で判断してはいけない

 つい先日のことですが、知人女性のNさんとファミレスで待ち合わせをし、そこで家族や仕事などの悩み事について相談を受けました。悩み事の内容について、ここでは紹介することが出来ません。が、Nさん自身が、今後どのように生きていくべきかを理解されたようで、私も嬉しかったです。

 ここで、Nさんのことを少しだけ紹介させていただきます。年齢は、私より少し上の方で、数年前に、あまりにも大きな悩み事を抱えてしまい、もう「ビルから飛び降りるしかない」と、あちこち彷徨っていたそうです。実際に飛び降りようとした時に、「怖い」と感じることが出来て正気に戻り、自殺を回避出来たそうです。そして、今後どうすれば良いのか思案していた時、偶然にもインターネットを検索したら、そこに「シルバーバーチ」という言葉が出てきたそうです。そして、「このシルバーバーチというのは、何だろうか?」と、調べているうちに、あるシルバーバーチ読書会のこと知って参加するようになって、そこで相談をするうちに、死にたいと思わなくなったそうです。

 このNさんというのは、私が言うのも申し訳ないのですが(ごめんなさい)、美人でもスタイルが良いわけでもありません。さらに知性的というわけでもありません。けれども、先日お会いして、Nさんの悩みが解決した途端に、目には見えないのですが、Nさんの胸のあたりから光があふれてきたのです。そして、「WAKAさん、ありがとう」という言葉とともに、その光が私を包んだものですから、私は顔には出さなかったものの、驚いてしまいました。それは数秒の事でしたが、ドキドキしてしまい、しばらく目を合わせることが出来ませんでした。(顔に出ていたかもしれませんね…。)恋愛感情とは違って、清々しいエネルギーでした。貴重な体験をさせていただいて、Nさんには感謝をしております。Nさんは、苦しい体験をのりこえることが出来て、とても感謝をしているそうで、少しでも困っている人を助けたいそうです。また、日頃からみんなの幸せを祈っているそうで、特にお年寄りを大切にしていきたいと述べられていました。心のきれいな方なのだと、改めて思いました。

 今回のエネルギーに包まれた体験をしてから、私は女性に対して、今まで、いかに外見を重視してきたのかを理解することが出来ました。今までわからなかったとは言え、本当に今までの自分が恥ずかしいです。例をあげると、私は過去に、ある女性から「私が美人ではないから、結婚出来ないのですか?○○のようにかわいくないから、ダメなのですか?」ということを言われたことがあります。これ以上は、書けないのですが、その女性が私に伝えたかった本当の気持ちが、今になってやっと理解することが出来ました。反省してもしきれないことばかりです。

 食事を正していきなさい

 私は、ご飯(お米)が好きで、人の倍は食べていると思います。たんなる大食いなのだと思います。そのような理由から、年々少しずつお腹が出て重くなり、若い時から比べるとかなり太ってしまいました。しかも、一昨年から昨年までの一年間だけみると、なんと一気に体重が6kgも増えてしまいました。これではいけないと思って、今年に入ってからダイエットを始めようと思ったのですが、私にとっては、これが一番難しい課題と感じております。まぁ、ほんの少しだけ、その成果が出ていると思いますが……。

 私は、ご飯が好きで人よりも多く食べているせいなのか、食事の後に、何故か罪悪感が芽生えてくるのです。それは漠然としたものですが、10代後半くらいから感じるようになりました。食事後に、私がそのように感じるまでは、食べる時も楽しい思い出ばかりだったのですが、そうならなくなったのは、何故なんでしょうか?最近まで、ずっとわからないままでした。

 つい最近、高校の時から付き合いのある友人が、私の家に遊びに来ました。(まぁ、彼はしょっちゅう遊びに来ています。)そして、夕食後、仕事や家族のことをひと通り話した後、いろいろな話題で盛り上がるのですが、その時に友人が飲んだり食べたりする量が、とてもすごい事になっているのです。お互いに、ノンアルコールの付き合いですが、一応、それらを紹介したいと思います。

 その晩、友人が自分で持ち込んだものは、ポテトチップスなど6袋、チョコレート1箱、チョコクッキー1箱でした。コーラやサイダーなどを飲みながら、それら全てを夕食後に平らげてしまいました。ちなみに私は、それらを一口も食べていませんが……。

 私もごく最近までは、夕食後に、どら焼きとバームクーヘンなどの甘いものを、当たり前のように食べてきたので、友人がスナック菓子をいくら食べても、別におかしいとは思いませんでした。けれども、ずっと私の心の片隅に、「食事を正していかなければ……。」という思いがあったのです。

 友人と私の共通点

 彼とは高校の時以来の付き合いですので、かれこれ30年以上の付き合いになりますが、実は同じ学校に通ったことは、一度もありません。二人の共通の友人を通して、知り合ったことがきっかけでした。そして、友人と私の一番の共通点とは、大食いであるということです。しかも今月に入って、「何故、大食いになってしまったのだろうか?」と二人で話しているうちに、二人には、ある共通の記憶があることがわかりました。

 その記憶とは、自分たちが小学生になった頃から、コーラやジュースなどを飲みながら、ポテトチップスなどのスナック菓子をよく食べていたというものです。そして二人とも小学生の頃から太り始めてしまって、その時、周りから言われたことが、「ご飯の食べ過ぎだから太るんだ」というようなことでした。

 友人と二人でそのことを話しているうちに、「何だか一緒だね~」ということになったのですが、どちらの母親も、その頃は、一生懸命、ジュースやお菓子を子供たちに与え、ご飯もしっかり食べさせてきたのですから、それは太って当たり前だったわけです。二人の母親たちには、悪気はなかったのだと思います。今から40年くらい前を考えると、多くの家庭で、たくさん子供に食べさせてあげることが良いことだと思われていたのだと思われます。

 私が、食事の後に罪悪感を持ってしまうのは、子供の頃の「ご飯の食べ過ぎだから太るんだ」と言われた記憶が、心の奥にしっかりと残ってしまっているからだと気づきました。そして、「お菓子が食べたいのなら、ご飯を減らしなさい」と言われた記憶も残っています。今考えれば、ジュースやお菓子を与えておいて、太ってきたらご飯を減らせというのですから、ずいぶんといい加減なことを言われてきたのだと思います。

 そうは言っても、今後は食事を正していきたいと思っていますし、その他にも、子供の頃に身に付けてきた悪い習慣を、少しでも改善していきたいと思っています。今はしっかりと食事をして、スナック菓子や砂糖が多いお菓子などを控えるようにしています。私の場合、「お菓子を食べないのだから、食事はしっかりととって良い。」と自分に言い聞かせたら、今まで食べてきた、どら焼きやバームクーヘンなどを食べなくても平気になりました。不思議ですね。

 どれだけ改善してきても、こんなものです

 金銭に対する欲については、シルバーバーチ読書会に参加するようになる前から散々な目に会っているせいなのか、それについての指摘はありませんでした。それはきっと、今まで痛い目を見てきたので、お金に対する欲望も薄れていったのだと思われます。けれども、自分でも情けないと思っているのですが、シルバーバーチの教えを学んでいるのに、未だに貧困に対しての不安や恐怖があります。明らかに世界中には、私よりも経済的に困っている人がいます。それを知っていながら、自分だけはそうなりたくないと、心の何処かで思っている自分がいるわけです。私の本音の部分では、「人の役には立ちたいけれど、自分が犠牲になるのは嫌だ」と感じているので、これは今後の課題だと思っています。やはり、シルバーバーチの教えを学んで、自分が成長したように思えても、いざ自分が苦難に立たされた時にこそ、はじめて自分とは何かを知ることになるのだろうと感じています。

    それでも今の私と4年前の私とを比べると、お金の使い方がだいぶ変わってきたことに気づきました。それまでタバコやアルコールなどに費やしてきた分を、可能な限りスピリチュアリズムの普及やボランティア等にまわすようになりました。そして、恵まれない子供たちのために、二人のチャイルド・スポンサーもするようになりました。そうは言っても、ほとんど自分のお小遣の範囲にとどめ、なるべく生活に支障がないようにしています。こうして4年間を振り返ってみると、自分の良くない(克服すべき)所が他人よりもとても多いと言われてきた私ですが、「少しは改善出来ているのではないだろうか?」と思っております。

   最後に、私はこれからも霊性進化のために、日々、頑張って行こうと思っています。霊能力のためではなく、霊的成長のために頑張って行きたいし、それを望んでいます。

   けれども、今までの自分を振り返ると、とても利己的で、周りの人に迷惑をかけて生きてきたことを実感しています。そして、大切な人を傷つけてきたことも、今になって理解出来るようになって、胸がとても痛む思いをするときがあります。そういう時は、とても辛いです。反省して、反省して、今までに何度、時間が戻って欲しいと願ったことでしょうか。私が煩悩を克服するためには、まだまだ長い道のりを歩んでいかなければならないことでしょう。どうか、みなさんには、私のような過ちの多い生き方をしないですむように願っております。以上で、今回のブログを終わりたいと思います。