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霊的知識を学ぶ2

 今回は、いずれ読書会で扱う予定の『シルバー・バーチの霊訓(1)近藤千雄訳 潮文社』から学んでいきたいと思います。

 

 まず初めに、私は読書会の開催者であるのですが、日々、スピリチュアリズム普及のために努力されている諸先輩方のように、霊的知識が豊富なわけではありません。

 そのため、私はみなさんに教える立場としてではなく、みなさんと一緒にシルバーバーチの教えを学ぶ者として進めていくことを、ご了承下さい。

 そして、私としては、シルバーバーチとともに学んでいるという気持ちを忘れないようにしていきたいと思っています。。

    それでは、「シルバー・バーチの霊訓(1)一章 あなたとは何か」の最初の所だけですが、私なりに紹介していきたいと思います。

 

 「いったいあなたとは何なのでしょう。」とシルバーバーチは、最初に問いかけます。そして私は、「えっ、私」と答えにつまり、「にんげんっ」と思わず返答してしまいました。

 さらにシルバーバーチは、「ご存知ですか。自分だと思っておられるのは、その身体を通して表現されている一面だけです。それは奥に控えるより大きな自分に比べればピンの先ほどのものでしかありません。」と語っています。

 そこで私は、自分で自分と思っている存在を意識してみました。私の場合は、どうやら顔の中心あたりから胸の中心の間くらいまでが、自分だろうと思えました。

 また、「他の人はどうなのだろうか?」と、興味がわきました。それはともかく、シルバーバーチが語る大きな自分に比べると、私が意識している存在は、とても小さいということになるのでしょう。でも、大きな自分というのは、一体何なのでしょうか?意識出来ない自分を、他の誰かが意識しているのでしょうか?謎ですね。

 

 そしてシルバーバーチは、「ですから、どれが自分でどれが自分でないかを知りたければ、まずその総体としての自分を発見することから始めなくてはなりません。これまであなたはその身体に包まれた〝小さな自分〟以上のものを少しでも発見された経験がおありですか。今あなたが意識しておられるその自我意識が本来のあなた全体の意識であると思われますか。お分りにならないでしょう。」と続けます。

 ここで私が思ったことは、ある程度の霊的知識を持っていなければ、何のことを言っているのかが理解出来ないだろうということでした。

 さらに、「死んだら灰になっておしまいだと思っている人は、どう受け止めるのかな~」などと考えてもみました。

 私は、顕在意識と潜在意識について調べたことがありますが、自分で意識することの出来ない潜在意識は9割以上みたいですので、シルバーバーチはこのことを言っているのかな~とも思いました。けれども、それだけではないだろうという予感も、この時はしていました。

 

 まぁ、とにかく次の文章へと進めてみます。

 「となると、どれが普段の自分自身の考えであり自分自身の想像の産物なのか、そしてどれがそのような大きな自分つまり高次元の世界からの霊感であり導きなのか、どうやって判断すればよいのでしょう。」

 私は最初、「シルバーバーチは、何故こんなことを言うのだろうか?」と、不思議に思いました。何故なら、「自分の考えは、全て自分の考えのはずだ」と思って、今まで私は生きてきましたし、これまでの知識から「霊に憑依されている場合だとすれば、自分以外の考えの時もありうるだろう」と思ったからです。

 でも、この文章を見る限りでは、どうやら他の霊の干渉のことではなく、大きな自分(=高次元の世界)からの霊感であり導きでもあるものが、自分の考えだと思っているものの中に含まれているということになるようです。けっきょく憑依は、関係なかったみたいです……。

 

 気を取り直して次の文章に行ってみます。

 「そのためには正しい物の観方を身につけなくてはなりません。つまりあなた方は本来が霊的存在であり、それが肉体という器官を通して自己を表現しているのだということです。霊的部分が本来のあなたなのです。霊が上であり身体は下です。霊が主人であり身体は召使いなのです。霊が王様であり身体はその従僕なのです。霊はあなた全体の中の神性を帯びた部分を言うのです。」

 ここでシルバーバーチは、私たちが地上で生きているのにもかかわらず、霊的な存在であると語っています。さらに文章を、もう少しだけ進めてみます。

 「それはこの全大宇宙を創造し計画し運用してきた大いなる霊と本質的には全く同じ霊なのです。つまりあなたの奥にはいわゆる〝神〟の属性である莫大なエネルギーの全てを未熟な形、あるいはミニチュアの形、つまり小宇宙の形で秘めているのです。」

 私は、シルバーバーチの教えが、今では本当のことだと思えるようになってきたのですが、それと同時に、ここで語られているように、神ともつながっていると思えてくるのが不思議でした。

 そうは言っても、「あなたは霊です」って、いきなり言われたとしたら、ある程度の霊的知識がある方でも、「霊になるのは、死んでからでしょう?」と答えるのではないのかな~と、私は思いました。

 

 今回は、もう少し進めて、終わりにしたいと思います。

 「その秘められた神性を開発しそれを生活の原動力とすれば、心配も不安も悩みも立ちどころに消えてしまいます。なぜなら、この世に自分の力で克服できないものは何一つ起きないことを悟るからです。その悟りを得ることこそあなた方の勤めなのです。それは容易なことではありません。」

 ここでは、神性を開発するのが大切なことが伝わりますが、今のところ具体的な方法まではわかりません。でも、「これって、神に一歩でも半歩でも近づく努力が大切なのかな~」と、ここでは考えました。でも、やはり容易ではないのですね。思った通りでした。

 

 まぁ、こんな感じで、私は「シルバーバーチの霊訓」を学んでいっているのですが、今回進んだページは、2ページにも満たなかったです。

 実際の読書会では、こんなに時間をかけられないのが残念ですが、参加者それぞれの視点の違いが、さらに新たな気づきを与えてくれるので、とてもためになって、しかも楽しく感じられます。

 今回、ここではとても書きれなかったのですが、シルバーバーチの霊訓に限らず、いろいろと学ばさせていただいているのですが、けっこうな割合で、「この人、すごーい、絶対に高級霊に導かれているよ~」とか、「何でたった今、私の心を見てきたようなことが書いてあるの~」とか、本に向って話しかけています。

 余談として、シルバーバーチが、「あなたは肉体を携えた霊なのです」というように述べているのを読んで、「死んでから霊になるのではなくて、もともと私たちが霊なのだとしたら、死ぬことがなくなるよね……。すっごいな~」と、感心しながら、あれも他の霊では言わなかったし、これも言わなかったし、とか考えていたりします。ただ、シルバーバーチは、神様ではありませんよ(笑)

 とにかく、怖かったり、暗かったりする霊的知識もあると思いますが、私としては、楽しくて、ためになる霊的知識を学んでいければ良いなぁと思っています。さらに、霊的真理を追及することは、神を知ることにもつながるのではないかと、勝手に思ったりしています。

 最後に、シルバーバーチが語ってくれる霊的知識が、一人でも多くの方に広まり、役に立っていくことを願っております。