前回の続きです

 私は、自分の経験上から、心霊治療家(ヒーラー)について、子供の頃からの先入観が強すぎて、その先入観が、自分のヒーリングの邪魔をしてきたのではないかと思うようになってきました。

 また、ヒーリングによって効果があまり感じられない依頼者に対しても、先入観が邪魔したのではないかと思っています。

 

 どういうことかを説明する前に、『ヒーリングによる治療の効果は、依頼者の「カルマ」の問題があるので、それによって、左右されるということ。』また、『治療霊(霊医)から送られる治療エネルギーは、媒介者であるヒーラーによって制約を受けるということ。』を、知識としては知っている方もいると思います。

 

 私自身は、その知識をきちんと生かすことが出来なくて、次のような考えに縛られていたように思います。「ヒーリングで治らない依頼者は、(悪い意味で)依頼者に問題があるのだろう。」そして、「ヒーリングに時間をかければかけるほど(多く受ければ受けるほど)、病気が良くなっていくはずである。」(これって、よく考えたら、商売でヒーリングしている方の考え方のような気がしますね……。)

 

 何故かと言うと、自分の中の知識が中途半端であることと、今まで心霊治療家と言われる人たちのもとで学んできて、「治らないのは、依頼者に問題があるため。あるいは、まだ治る時期が来ていないため。」「遠隔の心霊治療では、やはり難しい。」「直接、依頼者にヒーリングした方が治りが早い。」「何度かヒーリングをした方が良い。」などと言っていたことを、それが嘘ではないとしても、その言葉を真に受けていたからです。

 真に受けていた理由も、媒介者である心霊治療家(ヒーラー)の方は、病気を治すことが出来る(奇跡を起こすことが出来る)ので、当然、神に近く偉い方であるはずだという、先入観があったためだと思います。

 まぁ、子供の頃に、「心霊治療家=スーパーマン」と思ったこともあるので、しょうがないと言えば、しょうがないのですが……。

 

 前回のブログの続きで言いますと、ヒーリングの効果が現れない理由も、依頼者によってみんな違うのだと思います。

 それでも、効果が現れなかった方たちの中で、「人のために何かしらの役に立ちたい」という思いを強く持っている方が何人かいらしたんですよね。

 そして、シルバーバーチの霊訓を学んできたせいなのかもしれませんが、そういう方たちの中に、「自分の病気を治したいという気持ち」と「(気づかないけれども)その苦しみを必要としているという気持ち」とが入り混じっているような、言葉にするとよくわからない思いが感じられたりもします。

 それで私は、「その方たちは、病気の苦しみによって、魂が鍛えられているんですね。凄いですね。」と妙に感心してしまっています。

 

 一方、媒介者である心霊治療家(ヒーラー)の方に目を向けると、とても尊敬できる方たちがいる反面、表面だけを取り繕って、そのメッキが剥がれかかっている方もいますし、そもそも、インチキだと思われる方もいます。

 それから、自分の方に目を向けてみると、依頼者をヒーリングすればするほど、何故かどんどん自分が小さく思えてきています。さらに、自分の欠点もはっきり見えてきて、「こんなんでいいのだろうか?」と、日々、思ってしまいます。だから、自分のせいで依頼者の病気が治らないのではないかと思う時も多々あります。

 世の中には、自分の治療エネルギーが神界からくるものとか、自分は神である、あるいは神に近い存在である(から偉い)とか言える人もいるそうです。どこからそういう自信がくるのでしょうか?と思ってしまいます。それって、ただの妄想なのかもしれませんが……。

 

 結局、「心霊治療家はみんな偉い存在だ」という先入観を持っていたけれども、自分のことも含めて、「それは間違いだった」という話でした。

 (もっと勉強しないとダメですね~。)