ヒーラーになりたがるのは、何故?

 ヒーラーのナナさんと雑談をしながら、ヒーリングや霊界の話を2か月に一回くらいのペースで会って語り合っています。

 その中で、今まで、ナナさんがヒーリングをされてきた体験談も出てくるのですが、時にはナナさんから、「本当にやってられないわ~」という愚痴を言われることもあります。

 

 そんなナナさんですが、今まで携帯電話を持ったことがないそうで、自宅の電話以外の連絡方法は、パソコンによるメールとなっています。(そのため、メールをしても5日間くらい、音沙汰なしの時もありますね~。)

 それでも、霊界からの導きなのか?ナナさんの交友関係が広いおかげなのか?ヒーリング依頼が度々入ってくるそうです。

 

 またの機会に、ナナさんのヒーリングを紹介したいと思っていますが、検査でガンと診断された方のヒーリングをした後に、再検査をされた結果、全くガンが見当たらなくなるなど、依頼者の方も、そして、私も驚くような結果を出されています。

 もしもこれが、「私はヒーラーです。病気が治せます。あなたの病気を治させてください」と言うように、自分から病人を探していたら、きっと、ヒーリングの結果は、良くないものになったと思われます。

 

 何故なら、依頼者の病気を治療するのは、ヒーラー本人ではなく、ヒーラーを媒介としている治療霊(霊医)だからです。

 実際に、ヒーラーと言われている方であっても、ここを勘違いされているのではないかと思われる方もいます。

 (※ここでは、スピリット・ヒーリングのことを扱っていますが、ヒーリングによっては、ご自分の力によって、治されている方もいると思います。)

 そのせいかどうかはわかりませんが、数多くのヒーラー養成講座というものが、あることがわかりました。もっとも、私もその中のひとつに参加していた過去があるのですが…(笑)

 

 話をもとに戻しますが、ヒーリングとは、霊界主導で行われているのですから、あくまでも主導権は、霊界側にあるのであって、ヒーラーは、霊界の道具にすぎないと思っています。ですから、地上側である人間に、いくらヒーラーとなる決意があっても、それを決める主導権は、霊界側にあるということになります。(ですから、ヒーラーにさせることの出来る指導者は、どれだけ偉いのでしょうか?)

 果して、数多くあるヒーラー養成講座の中で、霊界側と協力して行われているのは、どれだけあるのでしょうか?

 そう考えると、ヒーラー養成講座を開かれている方の目的が、どのようなものであるのかも、目を向けて考えた方が良いと思っています。

 このことは、とても重要なことなのです。たとえそこが、無料のヒーラー養成講座であったとしても、主催する側の地位や名声などを獲得するための手段になっている可能性だってあるわけです。

 いくらキレイな言葉で固めて、ここに参加していれば、必ずヒーラーになれると宣伝されていたとしても、そこに何らかの利害が働いているならば、未熟な霊の影響と何かしらのトラブルが後をたたないと思われます。

     

 それから私は、ヒーラーとなるために霊界側から導かれている人は、本人が意に反して拒否しない限りは、どのような道をたどって行っても、ヒーラーへの道を歩んでいくものだと思っています。

 ですから、ヒーラーになりたいという方は、ヒーラー養成講座の参加はともかくとして、自ら治癒力を求めていろいろ手を出すことよりも、日頃から、霊界の良き道具となるための努力をした方が、良いことだと思っています。

 

 それに、ヒーラーになったとしても、まったく偉いわけでもないし、自慢にもならないですよ。むしろ、人が幸せになることに喜びを感じたり、人の笑顔で癒されたり、人のためになることで、生きがいを感じたり、というような方でない限りは、おすすめ出来ないのが、ヒーラーだと思っています。

   そもそも、見返りを求める治療霊(霊医)団って、いるのだろうか?を考えればわかるはずですよね。

 

 そう思うと、別に私は、ヒーラーでなくてもかまわないんですよね。人のためにやれることは、いくらだってあるはずですから……。例えば、散歩をした時に、自分の視界に入った方の幸せと霊性の向上を願うことだって出来るし、仕事に行った時には、休憩室のお湯を準備したり、テーブルを拭いたりすることも出来るからです。それに、笑顔であいさつされるだけでも、嬉しいですよ。

 振り返れば、シルバーバーチが教えてくれたことを、少しでも、生活に取り入れて努力することで、時間はとてもかかりましたが、本当に心に平和や安らぎが訪れてくるんですよね。だから、そういうことを一人でも多くの方に知ってもらえたほうが、嬉しいのです。

 

 最後にナナさんが、ヒーラーなんてやってられないわ~という理由は、病気によって、とても辛い思いをしてきた依頼者の方であっても、病気が治ったとたんに、知らん顔をするようになる方がいるからだそうです。

   時には、人の嫌な部分を目の当たりにすることも度々ありますから……。

 私は、「まぁまぁ、依頼者の病気が治ったことがわかっただけでも、良かったじゃないですか~」と言ってなだめましたが……。

 結局、「は~、やってらんない……。」とのことでした。それでも、今抱えている依頼者の話になると、イキイキとされているのも、ナナさんらしいです。(笑)

 ヒーラーの方ならわかる方もいると思いますが、ナナさんも私も、ヒーリングをさせていただくことで喜びの思いが湧き出てくるのですから、嬉しい限りなんですよ。