ヒーリングを通してわかった……冷たさ

 修行がとても嫌いな私が、もともとは「WAKAの心霊治療家としてただいま修行中」というタイトルでホームページを立ち上げたのですが、それでも私が修行について、いろいろ学ばさせていただいてわかったことがあります。

 それは、「人のために役立ちたいという純粋な奉仕精神をもつ。自らの霊的成長を促す努力をする。利他愛の実践をする。霊界の道具に徹する」というのが大切なようです。

 これらのことはヒーリングに携わっていると、本当に大切なことだと実感します。つまり、このことを教えてくれている方々は、本物の方々だということが、私にもわかりました。(私は頭でわかっただけでは、心が動かないタイプみたいです。)

 そして今回は、実際のヒーリングを通してわかった、自分の「冷たさ」を反省した話を紹介したいと思っています。

 

 前のブログで先輩のSさんのことを書かせてもらいました。要約すると「Sさんの病気は、胸腺腫という胸に腫瘍が出来る病気で、しかもすでに3回の手術をされていて、今回の再発で4度目の手術になります。」そして「私のヒーリングでは治せないと分かったSさんの病気をヒーリングせよ」というような内容です。

 

 最初に私が感じたのは、Sさんの病気が治らないのは、Sさんの利己心によって、今の現状をつくっているのだから、本人が反省しなければ治らないだろうということでした。

 

 そして、本日Sさんから、メールがきました。「手術が終わり~……。昨年より痛みは弱いです。」というものでした。腫瘍が消えてなくなるようなことはありませんでした。が、それよりも、このメールを読んだ瞬間に、私はいろいろな思いがよぎりました。

 Sさんは、去年、高齢の母親の大腿骨の骨折から、さらに父親の突然の死を経験して、奥さんや子供たち3人を支えながら、妹さんの心配や身内の相談までしていました。しかも、仕事の面でも、家庭のことで迷惑をかけているという理由で、今までの自分のやり方を変えてまで、みんなに迷惑がかからないように努力されてきました。

 それなのに私は、自分が蒔いた種だから仕方がないと思ってしまったのです。そういう見方しか出来なかった私は、とても冷たい人間であると気づかされました。

 

 Sさんは、退院したら自宅療養もそこそこに、2週間で職場を復帰すると言っていました。だから、もしも、私が願っていた通りに腫瘍が消えていたら、今度こそ追い詰められてしまったかもしれません。

 やはり、私自身の利己心が邪魔をして、相手の立場に立って見ることが出来なくて、ヒーリングの結果だけを気にしてしまうのは、今後のりこえなくてはならない課題だと思っています。

 

 せめてもの救いは、Sさんの手術の方も順調に進み、前回より軽く済んで、心配されていた痛みの方も和らいでいるとのことです。ホッとしました。

 

 今後は、ヒーリングをするにしても、相手の幸せを心から願えているだろうかチェックをして、あとは、神と善霊の働きに委ねて、道具に徹する努力をしていきたいと思っています。

 もしかしたら、私に出来ることといったら、依頼者の幸せを願い、魂に寄り添うことぐらいなのかもしれませんね……。