同じようで、みな違う

 これは、ヒーラーたちで協力して、最近、同じような症状だと思われるヘルニアの方の遠隔治療をさせていただいた話になります。

  私も激痛を伴う腰痛の経験者なので、とても他人事とは思えないのですが、経験していない人からみたら、大げさに思えるかもしれませんね。

 

 自分の腰痛については、他でも書いたのですが、実は、あるヒーラーの方のヒーリングでは、一時的に良くなるものの、数日たつと激痛まではいかなくても、症状が何度もぶり返していたんです。

 最初は、因果律によって、原因が取り除かれていないせいかと思っていたのですが、他のヒーラーの方が遠隔ヒーリングをしてくれたら、痛みがほとんどぶり返すことがなくなったんですよ。

 自分の体験から言わせてもらいますと、ヒーラーによって、治り方が違うということがわかりました。いくら自分に自信があって、ご自分で凄いと思っているヒーラーの方でも、その後の様子を見てみないことには、それが本当かどうかはわかりませんね。

 

 次に、面識もなく顔も知らない方であっても、数日間の遠隔ヒーリングによって、とても辛いと思われるヘルニアがほとんど良くなってしまう方もいます。

 

 けれども、いくらヒーリングをしても、ヘルニアが良くならない方もいます。その方は、私と同じ職場で働いていて、過去に何度か一緒に、「シルバーバーチ読書会」にも参加したことがあります。

 そして、ヒーリングも何度か受けられているのですが、どうしても良くならないのです。さらに、他の方のヒーリングを受けても、痛い痛いと言って、涙目になって訴えることしか出来ないのです。

 

 もちろん、この方はシルバーバーチの霊訓の本を買われていたので、ある程度の内容も知っているはずです。そして、ヒーリングについても、ある程度は、理解されているはずですし、私以外のヒーラーの方にも頼んでいました……。それでも、痛みが改善されないので、本当に困ったものですね。

 

 そうすると、「原因はカルマです(行いが良くない結果です)」って、言いたいのですが、それでは何も解決できそうにはないので、もう少し掘り下げてみてみました。

 

 この方は、とても真面目な方なのですが、「人が喜ぶことをまったくやりたがらない」ということがわかりました。むしろ、悪いことをしなければ善人であるとさえ思っているように思います。

 この方が、シルバーバーチの霊訓を読んで、途中で投げ出してしまったわけも、わかるような気がします。

 本当は、人の役に立つことが大切だとわかっていても、どうしても、やりたくないようですから……。

 とは言っても、職場の中では、仕事を手伝うこともあるそうです。それでも、人のためというよりは、余計な仕事をさせられたっていう気持ちが勝ってしまうそうです。だから表面上は、仕事を手伝っているのに、思念の世界では、イヤだイヤだという何とも言えない気持ちになっているのでしょうね。

 

 とうとう、私はこの方に、「腰の痛みが治まらないでしょ……。少しでも人のためになることをしないと、良くならないと思うよ。」って言ったんです。

 そうしたら、「また、お説教される~」って、さささって逃げていくんですよ(笑)

 

 私は、「どうせ仕事を手伝うなら、相手のことを思って手伝うようにしたらどう?」って言おうとしただけなんですよ。たとえ行動は一緒だとしても、まずは思念を改善することで、自分を変えていければいいと思ったからです。

 いや~それすらも嫌ですか……。なんか損でもすると思っているのでしょうか?むしろ、いろいろと損をしていると思います。

 ともかく、こういう方って、病気が治りにくいのではないかと思われます。

 

 ここで言いたかったのは、病気が治ったから良い人とか、治らなかったから悪い人とかと言うことでは、もちろんありません。「大切なことを知っていながら、その大切なことから逃げてばかりではいけないようです」って、伝えたかったのです。

 それが、症状の改善にも関係しているのではないかと思ったからです。

 

 そうすると、同じような病気の症状でも、さまざまな要因が絡んでいて、それによって、治り方も違ってくるのだろうと思われます。

 まぁ、依頼者の方だけではなく、ヒーラーの方も、慢心せずに、日々の努力が大切だと思うので、やはり、みなさん謙虚になって、素直に自分を見つめ直すことも必要だろうと思います。