克服も一歩ずつ、具体的に

 今朝も特殊な(自分でそう思っている)夢を見たので、紹介したいと思います。とは言っても、夢の内容はいたってどこにでもありそうなものです。

 

 誰もが得意なことや苦手なことがあると思います。それを人間関係に当てはめると、場合によっては大問題となるでしょう。

 「自分の所に人が五人集まれば、味方は一人で、敵も一人、あとの三人は状況によって敵にも味方にもなるだろう」という人もいるくらいですから、みんなと仲良くするのも大変なことですよね。

 

 そういう私も、苦手なタイプの人がいます。そういう苦手な人がそばに来るだけで、胸の上あたりに違和感を感じていました。そして嫌なエネルギーが流れてつらくなります。(簡単に言うと、嫌いな人が来ると、本当にそういう嫌なエネルギーが流れてきます。)

 

 それを別の視点からみると、私が胸に違和感を感じる時は、その人のことが苦手なんだと思っています。そういう人は、表面に見せている顔と内側の見えない顔とに大きなギャップがあるように感じられます。また、そういう人の悪い思念の影響で、胸に違和感を感じるのだと思っています。

 きっと繊細な方は、そのような相手の悪い思念を感じるだけでも、大変な心痛を伴うと思います。絶対に負けないで欲しいです。

 

 ありがたいことに「シルバーバーチ読書会」の足立舎人会場主を一年以上続けた頃には、私が今まで感じていた、胸の上の違和感を感じることがなくなりました。

 

 しかしそれでも、今回の夢で、人間関係の方もまだまだ克服すべき課題があることがわかりました。しかも一歩ずつ、具体的にのりこえていく必要があるようです。

 

 今回の夢で出てきたのは、もう、20年以上前に関わっていた方です。仮にNさんとしておきます。

 このNさんとの仲は、それほど悪いわけではなかったのですが、Nさんの年が私よりかなり上ということもあるせいで、しばしば、強引に用事を押しつけられたりもしました。

 しかもNさんは、他の人にもそういう態度をしていたのですが、それ以上に困ったのが「自分がいかに正しいのか」を理解させようとするところでした。(そういうNさんの嫌な所が、私の未熟な部分に反応することで、さらにつらかったのです。)

 

 まぁそれも、20年以上前のことですし、かれこれ、15年も会っていないのですから、すっかりNさんのことを忘れていました。

 

 そのNさんが、夢の中で、私の隣にいる男性の所にいきなりやって来て、「そういえば、○○さん(女性のこと)は、どうした?~だろう。」と話しかけたのです。

 その男性は、とても困惑してしまいました。実は、その女性との関係を改善したいのに出来なくて、とても悩んでいるところでした。そして、そのことを知っている人は、ごく一部の限られた人のはずでした。

 そこで私がNさんに「いきなりそんなことを聞くのは失礼だ」と言いました。すると、隣にいる男性は、悔しさから涙を流すのでした。そして私が「あなたは間違っている」と言ったことで、Nさんとのやり取りは決着しました。(夢はまだまだ続きましたが……言葉にすれば、たったこれだけです。が、思念の世界を説明するのは難しいですね。)

 

 この時のNさんは、私の隣にいる男性を自分の配下に置くために、事前にその男性の弱みを調べてつかんでいたのでした。何故なら、弱みをつかんで優位に立つことで、周囲に強く見せようとも企んでいたからです。

 このNさんは、もともと強い方なのに、このようなことをするせいなのか、自分より強い相手にはまったく歯が立ちません。そのため、そのような場合、そこから逃げるか、あるいは従順にならざるおえないのです。(何か、邪霊みたいですね……。)

 

 そして過去、Nさんに言い返すことの出来なかった私が、その場面に立ち会うことで、自分の心の弱さを克服できるかどうかが試されているのでした。

 

 朝、目が覚めて、夢のことを振り返ってみました。実際に20年以上前に戻って、自分の弱さを克服することなど出来るわけがないのですが、夜、寝ている間だったら、このように可能になるようです。とてもありがたいことなんだと思います。

 何故なら、日頃、霊的知識を得て善行をし、自分が向上したと思っていても、体験してみなければ、それが本物かどうかはわからないからです。

 

 さらに、夢の中のNさんのように、その時は、とても嫌に感じるものですが、自分の成長のことを含めて考えると、また、違った見方になるのではないかと思います。

 夢に出てきたのは、本当のNさんかどうかわかりませんが、わざわざ嫌われ役をしてもらったのだから、実在のNさんに対しても感謝しようと努力したいです。

 

 こうやって、一歩ずつ、しかも具体的に、自分の未熟さを克服していくものなのだと思います。

 てっきり、信仰によって神様に認められれば、一気に向上出来るものかと思っていた時期もありました。が、どうやらそういうわけにはいかないようです。

(その方が自分にとっては楽でしたし、特別に思えるし……。でも間違いでした。)

 

 地上にいても、やはり、人は霊なのですね。たとえ寝ている時であっても、いろいろ経験しているようです。そういう話でした。