死後も変わらず……その後

 以前(6月14日)に書いたブログのその後の様子になります。

 

 近くに住む、60代の女性であるマキさん(仮名)と、その姉であるアイさん(仮名)との話です。

 

 このアイさんは、自分を裏切った男性を恨んだまま不幸な事故に遭って亡くなり、地縛霊となって復讐をしていました。

 そして、″かつしか″のヒーラーである虎さんにお願いし、何とか救いの道しるべををつくろうとしたものの、その呼びかけにも応じず、男性に復讐することに喜びさえ感じていたそうです。

 

 それでも、マキさんはあきらめずに、その後も姉のアイさんの幸せを願って、今となっては、目に見えない姉のために、霊界で幸せになる方法を語り続けてきたそうです。

 

 そのおかげか、亡くなったアイさんは、なんとか自分が死んだことには気づいたようでした。そしてマキさんの夢の中にあらわれて、「霊界って何?」と聞いてきたそうです。

 それから何度もアイさんは、マキさんの夢にあらわれるようになったそうですが、いつまでも復讐をやめようとしない姉に対して、それならもう夢に出て来なくていいと諭したそうです。

 

 しばらく夢にはでなかったものの、姉のアイさんが幸せでないことをマキさんは感じていたそうです。そして、それから数か月がたちました。いつのまにか、私はその出来事を忘れていました。

 

 つい先日、マキさんとお会いする機会があって話をしました。その時、自分の病気のことや家族のことをひと通り話されたあと、姉がお世話になりましたと、突然おっしゃったのです。

 

 「はいっ?」と私が聞き返すと、「姉は救われました」と言って、「私は、わかるんです。もう姉が救われたということが……」と答えられました。

 もともとは、性格の良い姉だったそうです。とても悪いことをするような姉ではなかったと言います。

 

 人が救われて幸せになることは、とても気持ちの良いことですね。

 

 「でもね~……。」マキさんの話が続きます。実は、マキさんにはもう一人のお姉さんがいます。

ある日、そのお姉さんとバスに乗るために、バス停に向かって歩いていたそうです。その時マキさんは、落ちていたゴミを片付けようとしました。

 そうしたら、マキさんのお姉さんが「自分が損することなんかしなくていい」とゴミを片付けるのを強く止めたそうです。そのように、悔しそうにおっしゃっていました。

 

 私が感じた心の声……「アイさんじゃなくて、どうしてこっちの姉が生きているの?」と、声にはならない声にこそ、その人の思いが込められているようです。

 

 それにしても、愛こそが、死後も変わらず……ということだったようです。