超能力を開発する本?

 知っている方もいると思いますが、「超能力を開発する本」という題名の本があります。

そして、「意識の窓をひらく O・レナード著 近藤千雄訳」と続きます。

 

 私は、一年程前に定価で手に入れました。今は、何故か非常に高値がついています。本の中身は、超能力の開発というよりは、霊能養成に関する手引書という感じです。

 

 何故、この本を紹介したいと思ったのか?私としては、この本の「11章 直観力」のところを紹介して、「見えるのではなく、わかるのです。」というあたりをやりたかったのですが……。

 

 今日は、序章の部分を参考にして説明したいと思います。

 

 「若い未亡人の話であるが、仮にA夫人と呼んでおこう。A夫人には年老いた叔母がいて、二人きりで小さな町で暮らしていた。叔母の面倒一切をみているので自由な暮らしができず、といって代わりに世話を頼む人も見当たらず、窮屈な思いをしながら長い年月が過ぎていった。」

 「そして、そろそろ中年にさしかかった頃、その叔母が他界した。ほとんど財産らしいものは残っていなかったが、幸いなことに叔母が他界する一、二年前に、その町を訪れた霊媒から優れた霊視能力をもっていることを指摘されていた。」

 「そして自宅での練習だけで十分上達するから、こうしてやりなさいと、幾つかの指示を与えられていた。A夫人は言われたとおりに実行してみたが、思うようにいかない。

 そのうち数か月して同じ霊媒が再びその町を訪れ、近くで時折開かれている心霊の会合に出席してみるように勧めた。」

 「その会合が程なくして開かれることがわかった。一見すると偶然のようであるが、あとからわかってみると、すべてが背後霊の計らいであった。つまり背後霊は、その会合の出席者が内向的な彼女にとって絶好の仲間になると判断して、ぜひ行かせようと霊的に働きかけたのである。」

 「そして事実、A夫人はそこへ行った。そして、いい会合があるものだと非常によろこんで、やる気を燃やしたのだった。……」(その後、A夫人の中にある軽蔑心や優越感、さらに、うぬぼれによって一波乱あったようです。A夫人は、それをのりこえ、心霊に関して猛烈に勉強し霊視能力による交霊会で活躍したそうです。)

 

 この序章の中には、他にも二人の方が、自分の治癒能力や霊聴能力に気づいたきっかけなども紹介されています。それらをみると、やはり霊界側の働きかけがなければ、説明できないことでしょう。

 

 たとえば、みなさんが″シルバーバーチ読書会″や、″スピリチュアリズムを学ぶ会″などに参加されたとします。一見、たんなる偶然に参加したようにみえることも、そうではありません。

    私の背後の霊も「偶然ではないですよ~」ということを改めて伝えたかった……。(私の経験だけでは、信用されないから?)

 のだと思います。が、A夫人の例にもあるように、「霊界の道具として働く人は、人生で相当な苦労をし、あるきっかけによって、霊的知識を学んでいき、人のためになるような生き方に目覚める。そして、それを続けていくうちに、その人に見合った霊能力が開発されていく。」というような道すじをたどっていくように思われます。

 そして、その背後には、霊界側から導いてくれている善霊の存在がいて、その導きが辛いものだと感じても、けっして無駄にしないで欲しいということのようです。

 

 最後に、この「超能力を開発する本」を読んで、霊能力が本当に開発されたら、それこそ、世の中、霊能力者だらけになってしまいそうですが、きっと、そうとはならないでしょうね。

        ( この本を読んで、霊能力者になれた方がいたら、知らせて欲しいです。)

 それよりも、善霊たちは、霊性をいかに上げていくのかの方に、目を向けてもらいたいでしょうからね……