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過去のブログから 1

09日5月2017年
「実際のヒーリングから学んだこと」


 ヒーリング依頼者の行いや心が神の御心にそぐわないせいなのか、実際にヒーリングを施しても、ほとんど治療霊(霊医)の方が治療らしい治療をせずに終えてしまうこともあるらしいです。
 また、実際に病んでいる箇所を直接治療するのではなく、その原因となっている根本の問題に働きかけることもあるそうで、人によってヒーリングの内容も効果も違っているようです。
 これから話すのは、あるヒーラーにヒーリングを依頼して学んだ一例です。
 もう一年くらい前のことになります。私の知り合いに、介護の仕事をされているフィリピン出身の女性の方がいます。
 その方のお兄さん(50歳くらい)がフィリピンに住んでいるのですが、痛風を患っているうえに結核にかかってしまったそうで、とても苦しんでいたそうです。
 そのお兄さんは自分がつらいために家族の方に当たり散らして迷惑をかけたり、わがままばかり言ったりするなど、日ごろの生活態度は良いとは言えなかったようです。
 私を通して紹介する形で、その男性のヒーリングをお願いしました。
ヒーリングのためにヒーラーに伝えた情報は、その男性の名前とフィリピンに住んでいるということくらいです。
 今回の依頼者に対しては、4日間の遠隔ヒーリングという形で行われました。
このヒーラーの方は、依頼者の状態と治療霊の動きがはっきりとわかる時もあるそうです。
  このフィリピンの男性の場合、病気の原因が本人の生き方にあるようでした。自分自身では、努力をしない他力本願の生き方で、人への迷惑などは意に介さず自分の主張しか考えないことによるものだそうです。
 そのため、依頼者の男性の心は、暗く汚れていたそうですが、4日目のヒーリングによってその汚れた心の状態が綺麗に変わったそうです。
 私はさっそく依頼者の妹さんに、その結果を伝えることにしました。今回のヒーリングによってあまり変化はないかもしれないことと、日ごろの生活態度を改めて少しでも善行をすることで、病気も良くなっていくという内容です。
 彼女は、ヒーリングの結果を素直に聞き入れてくれました。彼女の亡くなった祖父も、ヒーラーとして人のために活躍していたそうです。
 彼女から、「私たち家族は、お金がないのでとても善行をする余裕がないよ……。」と言われました。
 そこで、彼女の方から依頼者である兄に、家族や困っている人に優しい言葉をかけるだけでもやってみることを伝えたらどうだろうか?とアドバイスをして、様子をみることにしました。
 それから、数日たって……。
 
 彼女の兄は、病気を見てもらうために、評判の良い病院へ行ったそうです。
そして、そこで診てくれた若い男性医師に言われた一言が、「私が言ったことを守れない人には薬を出しません。」ということでした。
 
 とにかく、一緒に来た家族に対しても生活態度を改めるように誓わなくてはならなかったそうで、しぶしぶ承知したようでした。
 それからしばらくして、結核の方は良くなったそうですが、痛風の方は以前よりは良くなったものの一進一退の状態だったようです。
 
 それを見かねて、兄に対して彼女はこう言ったそうです。「お兄さんは、神様をあまり信じていないかもしれないけれど、私の言うことを信じて、毎日、神様に祈ってみてよ。」「嘘だと思ってもお祈りの仕方を教えるから、とにかく毎朝、神様に祈ってみて。」と……。
 
 それから、一週間たったのちに、彼女はお兄さんの奥さんと電話で話をしたそうです。奥さんが言うには、お祈りするようになった3日目から家の中が静かになって、子供たちも不思議がっていました。
 どういうことかというと、毎日、朝から痛風の激痛のせいでお兄さんが大声で喚き散らすので、うるさくてしかたなかったそうなのです。
 
 それが、あまりにも静かな日々が続くので、奥さんの方は「とうとう、夫がどうかしてしまったのではないか?」とさえ思ったそうです。
 
 彼女のお兄さんが遠隔ヒーリングを受けてから、1年ほど経ちました。久しぶりにお兄さんの近況を聞いたところ、痛風がすっかり良くなってしまったとのことで、家族で仲良く写っている写真を見せてもらいました。

 

 私たちは、スピリチュアルヒーリングに対して、奇跡的な治癒を期待してしまうと思います。きっと、彼女のお兄さんも、それを望んでいたのだろうと思います。
 
 私が抱いてきた、スピリチュアルヒーリングに対するイメージとは、奇跡的な治癒によって依頼者に霊的真理の種が蒔かれていくというものでした。
 しかし、今回のスピリチュアルヒーリングでは、奇跡的な治癒というものはありません。それでも治癒にいたるまでの霊界の導きは、ずっとあったのです。そのことに、みなさんも気づいてもらえたでしょうか?
 
 実際のヒーリングを通して学んだこととは、「目先の結果に一喜一憂するのではなく、地上と霊界の双方にわたる幸せを、善霊たちは考えてくださっている。」ということです。
 
 けれども、この地上では、多くの方が奇跡的な治癒を求めてスピリチュアルヒーリングを受けるのではないでしょうか?
 この先どうなっていくのか?まだまだ学んでいかないと、わからないことばかりです……。

 

12日5月2017年

「老ヒーラーの最後」

 

 これは「ヒーリングから学んだこと」で登場した、フィリピン出身の女性から聞いた話です。

 昨年(2016年)、彼女がフィリピンに帰る直前の出勤途中、急いでいたせいか、いつもは通らない道を通って介護施設に入ったそうです。

 その道には古くて大きい、祀(マツ)られている大木があるそうなのですが、どういうわけかそちらの方に引き寄せられて、その大木の枝にパチンと顔を叩かれるような形になったそうです。

 

 その後、首や背中のあたりがとても痛くなったそうですが、次の日にはフィリピンへ帰省することになっていたため、必死に我慢していたそうです。

 彼女がフィリピンについてからも、一向に症状が治まりませんでした。心配した家族は彼女と相談して、無料で見てくれる、フィリピンで評判の良いヒーラーのもとに行くことにしたそうです。

 

 そのヒーラーが住む家に着くまで、車で2時間以上かかったそうです。彼女が部屋に入ると、そこには、70歳を優に超えた男性が座っていました。そして、その老ヒーラーから、次のような言葉をかけられました。

 「あなたは、どこからやって来たんだい?」

 「とても強力な霊が憑いてきているようだが、フィリピン人の霊じゃないよ。」

 「ここにいるべき霊ではないので、もといた場所に帰ってもらうようにしなければならない。」

 そこで彼女は、たった今、日本から来たばかりで、それからすぐに車で2時間以上かけてやって来たことを話したそうです。

 その老ヒーラーは、風邪をひいていて体調がすぐれないにもかかわらず、わざわざ、日本から訪ねて来たということで、快くその霊の対処を引き受けてくれたそうです。

 そしてすぐに、彼女の体の痛みや不調が取れたそうです。

 

 彼女が帰国した後、彼女の家族が改めてその老ヒーラーにお礼の言葉を述べようとしたのですが、その霊を引き受けた一週間後に、その老ヒーラーは亡くなったとのことでした。

 彼女はショックを受けたそうですが、亡くなった老ヒーラーは、最後まで人のために尽くしてきたそうですから、きっと使命を終えて天に召されたのだと思います。

 

「ある男性ヒーラーの最後」

 

 これもフィリピンでの話になります。ヒーラーとして道を踏み外してしまった方の話しを紹介します。この話は、先ほどから登場されているフィリピン出身の彼女の母親が、生前に話してくれた話となります。

 彼女の母親の父、つまり彼女の祖父は、生前、フィリピンでヒーラーとして活躍されていた方でした。人のために尽くしてこられたそうで、母親はもちろん、彼女も祖父をとても尊敬していたそうです。

 

 そういうこともあって、彼女の母親はとても熱心なカトリック教徒でしたが、ある男性ヒーラーの方をとても信頼していたと聞いております。

 彼女の母親は糖尿病を患っていて、いろいろと体調を崩されていたそうです。薬を飲んでも一向に良くならないために、信頼しているヒーラーにみてもらうようになりました。

 

 彼女の母親が信頼するだけあって、その男性ヒーラーは、有能であると評判でした。ただ、ヒーリングをすることで、生活するためのお金を稼いでいました。

 さっそく彼女の母親が、そのヒーラーにみてもらったところ、体調が良くなってきたので、とても感謝していたそうです。しかし、しばらくするとまた体調が悪くなったそうです。そこで、お金を払って再度ヒーリングをしてもらうということを、何度か繰り返したそうです。

 

 彼女の母親は、それでもそのヒーラーのことを信じていたのですが、家族の方は、けっして安くはないお金がかかっているために、だんだんとそのヒーラーに疑問を抱くようになったそうです。(日本円だと2万円くらいになると思います。)

 

 それからしばらくのこと。その男性ヒーラーが事故に遭い瀕死の重傷であることが、彼女の母親に伝えられました。そして、その男性ヒーラーが、彼女の母親にすぐ来て欲しいとお願いしているということでした。

 それを聞いた彼女の母親は、すぐにヒーラーの下に駆け付けたそうです。そこで見たヒーラーの下半身は、事故のためにズタズタになっていたそうです。誰が見ても手の施しようがないのが一目瞭然だったそうです。

 

 そして、男性ヒーラーは、彼女の母親に告白します。

 

 「お金を取ってはいけないことを、知っていました。許してください。あなたの病気を取った後、お金を得るために、あなたにまた病気をつけていました。いつもあなたは良くしてくれたのに、ごめんなさい。私はやってはいけないことを、知っていたのにやったのです。許してください……。」

 

 この事故はなるべくしてなったのだと、そのヒーラーは言っていたそうです。それらのことを告げて、この男性ヒーラーはそのまま亡くなりました。

 死の直前に、彼女の母親に懺悔をすることが出来たことがせめてもの救いです。

 

 それでも彼女の母親は、その男性ヒーラーのことを憎めなかったそうです。彼は子供たちの養育のために、お金を稼がなくてはならない父親でもあったからです。

 

 私は、この男性ヒーラーがどのようなヒーリングをしていたのかわかりません。けれども霊的な知識を学びながら、自分の中の良心に反することをしてはいけないことを、この男性ヒーラーは知っていました。

 

 これらフィリピンのヒーラーの話は、私に対する教訓として、霊界の方から彼女の口を通して教えてくれたのかもしれません。

 

09日6月2018年

「以上、過去のブログから1でした。」

 

 「実際のヒーリングから学んだこと」の依頼者であるフィリピン男性のヒーリングを、他のヒーラーの方にお願いする前に、私が先にヒーリングを試みていました。

 その頃はまだ、私自身、ヒーラーとしての自覚がない時でした。ヒーリングを続けたしばらくの間だけ、そのフィリピン男性の痛みが消えたことには、驚いたものです。

 けれども、それは一時的な効果でしかなかったので、他のヒーラーの方に相談をした経緯があります。

 

 ただ、そのヒーラーの方と、今は疎遠になっております。その理由として、過去にヒーリングのことなどで、いろいろとお世話になったものの、その方が進めているヒーラーの養成活動に、大きな疑問を感じたからです。さらに、話す言葉や文章とは裏腹に、人より霊感があるせいなのか、度々、「自分を大きく偉く見せたい」という、不純なエネルギーを感じていたからでもあります。

 そうは言っても、これは私が感じたことであって、他の方がどう思われているのかはわかりませんし、誰もが未熟な一面を抱えながら生きているのが、人だと思っています。

 それでも疎遠になったのは、方向性の違いにあります。私は、そのような霊的能力によって左右されるような生き方は、良くないと感じておりますし、したくないと思っております。

 

 私としては、霊能力を求めるような人生ではなく、日々、霊的に生きるためにはどうすれば良いのか?を、学びながら生きていくことの方が大切だと思っています。