シルバーバーチの霊訓との出会い

 小さい頃から霊界の本が好きで、高校生になってからは、大きい書店などをめぐって、いろいろと購入して読んできました。しかし、シルバーバーチの霊訓に限っては、何故か32歳頃まで手に取って読むことがなかったのです。

 それまでに、何度か本屋で見かけていたのですが、どうしても、違う本に目がいっていたようです。私は、どちらかというと、霊界探訪のような話が好きだったので、その時は、シルバーバーチを受け入られる時期がきていなかったのかもしれません。

 

 シルバーバーチの霊訓を読むきっかけになったのは、30歳を過ぎたころにまでさかのぼります。いまだに思い出すのが辛い出来事なのですが、自分の軽率な行動からバイクの自損事故を起こしたことによります。                                         

 その時の事故で、20メートル以上吹っ飛び、バイクはもちろん滅茶苦茶で、命があるのが不思議なくらいの状態になり、15日間、病院のベッドに縛り付けられてしまいました。

 警察によれば、間違いなく死亡事故で、生きていたとしても寝たきりになるはずだと、不思議がっていました。(自分で言うのもなんですが、生きているのがありえないくらいの事故でした。)

 全身の打撲などは、当たり前なのですが、やっかいだったのが、左の肩甲骨が骨折していたことでした。これは、治療が非常に難しくて、手術しても治る保証はないということでした。最悪、左腕は、肩より上に上がらなくなって、自由に動かせなくなるということだったので、15日間ベッドに左腕を固定させて、あとはくっつくのを願うだけとなったのです。

 

 この時、本当に真剣に、神に祈ったんです。溺れる者は藁をもつかむといいますけど、とうの昔に気持ちが離れてしまった、心霊治療のことを思い出したのです。もう、神様にすがって、治してもらうしかないと思いました。

 そして、自分の肩甲骨がくっつくように、神に祈り続け、霊界に関する本も家族に取り寄せてもらって必死に読んで、自分が事故に至るまでのことを深く反省し続けました。この間、守護霊にも何度もお願いしました。

 (それは、仕事を首になるかもしれないという不安と、そうならなくても左腕が使えなくなれば、やはり仕事を続けることが出来ないという不安とが、一気に押し寄せてきたせいもあると思います。)

 祈りのおかげなのか、痛みもそれほど感じることもなく、医者が言うには、奇跡的にほぼ元通りに肩甲骨がくっついたということです。仕事の方も、3か月も休んでしまったのですが、みんな寛大な心で対応してくれたので、本当に感謝しました。

 

 それから徐々に体が回復していくたびに、「神様が人のために生きる機会(チャンス)を与えてくれた」という気持ちが芽生えてきました。「これで死んでいたら、私の使命は失敗して、長い間、反省の時を過ごさなくてはいけなかった。」と感じるようにもなり、神様に恩返しをしたいと思うようになってきました。

 そして今度こそ、きちんと霊的真理について勉強しようと心に決め、インターネットで調べていくうちに、シルバーバーチの霊訓と改めて出会い、学ぶようになったのです。

 

 私の場合は、こういうきっかけで、シルバーバーチの霊訓を学ぶことになりましたが、本当は、もっと早く学べれば良かったですね。

 振り返ってみると、今まで読んでいた「霊界に関する本」は、ずいぶんといい加減な内容のものが多いことがわかるようになりました。(それらは、自分の幸せばかりを追求するような内容や、苦しみから逃れるための方法、あるいは、~の神に祈れば救われるなどのように、とても地上的で、利己的なものだと気づいたので、後で処分しました。)

 

 このように、私がシルバーバーチの霊訓を読むようになっても、とある「シルバーバーチ読書会」に参加して、心霊治療家を目指すまでには、さらに、10年という月日が流れています。その話は、また改めて紹介したいと思っています。