1.一般的な祈り

スピリティズムの集会

六、<祈り――集会の始まりにおける祈り>
 私達の集会に善霊が参加し、私たちを悪へ導こうとする者たちを遠ざけ、真実と偽りを区別するために必要な光が与えられることを全能なる神にお願いいたします。
 生きている者も、死んだ者も含め、私達の結束を分裂させることによって慈善と隣人への愛から遠ざけようとする邪悪な霊を、私たちのもとから連れ去ってください。もしこの場に入り込もうとする者がいるのであれば、私達の心の中に彼らが入り込むすきができないようにしてください。
 私たちを指導してくださる善霊よ、私たちがあなたにとって教えやすい生徒となれますように。どんな利己的な考えも、高慢な考えも、また羨み、妬み深い考えも、私たちのもとから遠ざけてください。
 ここに集っている人たち、この場にいない人たち、友だち、敵に対しても、寛大さと、慈悲深さをお教えください。私たちを励ます感情によって、あなたたちの道徳的な影響力を私たちが感謝を持って認識することができますように。
 あなたたちの教えを伝える役目を負った霊媒たちに、彼らに託された役目の神聖さ、実践しようとする行いの重要性を自覚させ、それによって献身的に働き、必要な収穫を得ることができますように。
 もし私たちの間に、善とは異なるその他の感情を持った者がいれば、その目を光に向けてあげてください。また、悪意をもってここに参加しているのであれば、その者を赦してあげてください。私たちもその者を赦します。
 私達の指導霊である「〇〇」には、特に私たちを監視し、見守ってくれますようお願いいたします。

七、<祈りー―集会の終わりにおける祈り>
 私たちに教えを伝えに来てくれた善霊に感謝いたします。教えられた事柄を実践できるようお助け下さい。私たち一人一人が、善を実践し、隣人を愛する意欲を強めて、ここを出て行くことができますように。

 これらの教えが、今日の集会に参加することができた苦しむ霊、無知な霊、悪習のある霊にとっても有益なものとなりますように。彼らにも神の慈悲がありますようにお願いいたします。


2.個人的な祈り

守護霊や保護霊への祈り

十一、<序文>私たちは生れた時から、私たちを守護下においてくれた善い霊と関わりをもっています。子どもを守る父親のように、その霊は与えられた任務を果たします。

  人生の試練を通じて、私たちを善と進歩の道に導いてくれます。私たちに対する彼の配慮に私たちが応えると、彼は大変幸せに感じますが、私たちが屈服してしまうのを見ると彼は苦しみます。

 彼の名前など大した問題ではありません。なぜなら、彼の名はこの地球上では知られたものではないかもしれないからです。ですから、私たちの守護霊、もしくは私たちの善き守り神と呼びましょう。彼のことを私たちが親しみを感じる、ある特定の優秀な霊の名で呼んでもかまいません。

 私たちには必ず、より優れた霊である守護霊の他に、同じように善く寛大でも、進度のより少ない保護霊がついています。保護霊は、友達の霊だったり、家族の霊だったり、あるいは現世においては全く知らない誰かの霊だったりします。
 彼らは助言を与えることによって私たちの人生を見守り、しばしば私たちの日常の行動の間に入ってきます。

 親切な霊とは、私たちと趣味や嗜好の上で類似性のある霊のことです。そうした霊を引きつける私たちの性質の傾向により、それは善い霊でも悪い霊でもあり得ます。

 誘惑する霊は、私たちに悪い考えを植えつけ、私たちを善の道から遠ざけようとします。私たちの魂への接近を容易にする開かれた扉のように、私たちの弱点をすべて利用します。私たちを獲物にしようと付きまとう者もいますが、私たちの意志と対抗するには無力であるということを知ると離れていきます。

 神は私たちの第一の案内人として、より優れた守護霊を送り、第二の案内人として保護霊や家族の霊を送ってくれています。しかし、保護霊が私たちに与える善い影響とつり合わせるために、私たちのとなりに悪の力もが強制的に置かれていると考えるのは間違いです。
 悪い霊は、自分の優勢を占める機会が私たちの間にあるのを見つけると自発的にやってくるのです。
 それは私たちが弱気になったり、善い霊が与えてくれるひらめきに従うことを無視する時です。つまり悪い霊を寄せつけるのは私たち自身なのです。このことから、私たちは善い霊の支援を受けていますが、悪を遠ざけるのは私たち自身であるのだと結論づけることができます。
 人間は不完全であるため、自分を苦しめる困難の第一の原因を、多くの場合、自分自身の性質の中に持ち合わせているのです。(第五章 四)。

 守護霊や保護霊への祈りは、神との間を取り持ち、悪い誘いに対抗する強さを与え、日常の偶発的な出来事の中で私たちを見守ってくれるようにお願いすることを目的としなければなりません。

十二、<祈り>神の使いとして人間を見守り、人間を善の道へ歩ませることをその使命としている高尚で慈悲深い霊よ。この人生における試練に向かう私を支えてください。悲嘆することなく試練に耐えることができるよう、力をお与えください。
 悪い考えを持たないことによって、私を悪へ導こうとするどんな悪霊も入り込めなくなるようにしてください。私の欠点をはっきりと自覚できるよう、自分の欠点を知り、自分自身に言い聞かせることを阻む自尊心のベールを、私の目の前から取り去ってください。

 私を見守ってくれている私の守護霊である「〇〇」には特に、また、私のことを心配してくれているその他の保護霊すべてには、私があなたたちの保護に値することができますようにお願いいたします。私の必要としていることが知られ、それらが神の意志に従って聞きいれられますように。

 


十三
、<別の祈り>神よ、私が苦しんでいる時、私の周りにいる善霊が私を助けに来てくれ、私の力が衰えてしまった時には私を支えてくれることをお許しください。彼らが信仰心、希望、慈善の気持ちを私に吹き込んでくれることをお願いいたします。
 それらは私にとっての支えと激励であり、彼らの慈悲の証なのです。それらの中に、人生の試練に立ち向かうために私に欠けている力を見出すことができますように。そして悪いひらめきに抵抗するために、私を救ってくれる信仰心と私を慰めてくれる愛をお与えください。

 


十四
、<別の祈り>神のお許しのもと、その無限の慈悲をもって人類を見守ってくれている親愛なる霊、守護霊よ。地上での試練の間、私たちをお守りください。気力、勇気、そして忍従する力をお与えください。善であるものはすべて私たちにお教えください。
 悪に傾くことから私たちを引きとめてください。あなたたちの善なる影響が私たちの魂に響きますように。私たちを熟愛してくれる友達が、私たちのとなりで苦しみを見守り、喜びを分かち合ってくれていることを感じることができますように。

 善なる守護霊よ、私を見捨てないでください。神が私のもとにお送りになる試練を、信心と愛を持って乗り切るために、あなたの全てのご加護が必要です。